本当は昨日の内に書きたかったんですが 仮面ライダー電王、最終回でしたね。
個人的には侑斗が 『椎茸いれるなって言ったろ、ばかやろー』 (←正確にはちょっと違うかも^^; と泣きながらデネブに抱き付くシーンで涙腺崩壊しました(´;ω;`)
そういや最初に電王の設定を目にした時は、 『電車で移動するライダーって もう仮面ライダーじゃないじゃんwww』 とか思ったものですが 作中では昭和ライダーも真っ青な激しいバイクアクションもあったりで ぶっ飛んだ設定ながらも、しっかり仮面ライダーしてたと思います(´∀`*)
『電車』というテーマ以外にも斬新に感じたのは 『史上最弱の仮面ライダー』という設定。
そもそも、昭和ライダーから平成ライダーに至るまでの間に 全体的にライダー役の役者さんの線が細くなったという変化はあったものの どのライダーも最初からヒーローの気質や体力等を備えているという点では 昭和も平成も同じだった様に感じます。
ほんと、主人公 『野上 良太郎』の設定からして 『気弱』で『体力も無く』その上『不幸体質』ですから^^; 成り行きから変身する事になってしまったとはいえ へっぴり腰で戦って、序盤の大して強くもない敵にボコられた上に 罵られる仮面ライダーなんて初めて見ましたw
物語の序盤は、こんなんで大丈夫なのかよ^^; ・・・と、心配させられましたがストーリーの進行と共に、 良太郎が精神的にも体力的にも成長して行く姿には 見ていて熱くさせられるものがありました。
例えが少し古いですが、『ダイの大冒険』における 『ポップ』の成長に通じる感動というんでしょうか。。。 (この例えは 分かる人だけ分かって下さいw) 最初から強いのもいいですけど、 個人的には、こっちの設定の方が好きですね。
他に印象に残ったのは 『良太郎』役の『佐藤 健』君の演技力の高さでしょうか。 放送開始当時はまだ18歳で、 史上最年少の仮面ライダーという事でも話題になりましたが。。。
1人で性格の全く異なる様々な人格を演じるという ベテラン役者さんでも難しい役回りだったのによくあれだけ演じれたものだ。 お世辞抜きに佐藤君は良い役者になると思いますよ。
他に電王でよかったと感じたのは、 キャラクターの特徴付けのうまさと、 それを活かしたギャグセンスの秀逸さでしょうか。 脇役からして『三流ゴシップ記者』やら『自称・超心理カウンセラー』やら 濃いキャラクターばかりでしたしw
あと、デンライナー(良太郎が乗ることになる、時の列車)のオーナーが 『世界の車窓から』のナレーターとして知られる 『石丸 謙二郎』さんだったりwww
・・・まぁ、これは平成ライダー全般に言えますが、 ストーリーテーマの複雑さや 上記の様な細かいキャラ設定や小ネタまで 子供向けというよりも、むしろ大人向けに作られている様に感じます。
話が少し逸れますが、 仮面ライダーという作品もテレビ番組である以上 視聴率を獲らなければなりません。
視聴率=スポンサーの広告料金にも影響してきますし、 制作サイドやテレビ局からしてみれば 少しでも視聴率を高くしたいと思うのは当然の結果ですよね。
しかし、『仮面ライダー』というタイトルは 『子供向け番組』というイメージがあります。
悲しいかな、子供が沢山いた過去と 少子化が進む現代とでは時代背景が全く違います。
この事実を踏まえた上で考えてみると この少子高齢化の時代に 過去と同じ、子供向けな路線でライダーのシナリオを作っても それを見る子供の絶対数が少ないんですから 視聴率は昔の様に稼げません。
それに加え現在では、昔よりもテレビのチャンネル数も増え テレビ以外にもゲームや漫画等、娯楽の幅も広くなっています。
平成ライダーも基本的には『子供向け』という形をとってはいますが、 視聴率を稼ぐには、 やはり、子供よりも数の多い大人の存在を無視することは出来ないのでしょうね。
シナリオを昭和ライダーよりも少し難しいテーマにし、 子供には分かり辛いネタをふんだんに盛り込んでいるのは こういった事情からじゃないかと勘ぐってしまいますw
・・・って、気軽に感想書くつもりが電車だけに いつのまにか変な方向に脱線してしまいました (ノ∀`)アチャー
次回からはもっとユル〜い記事を心がけますね(笑) Content-Disposition: form-data; name="image"
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