えー、音楽とはあまり関係の無い 一般のニュースとかでも採り上げられてた様なので ご存知の方も多いと思いますが、
現在、あのサザンオールスターズに 解散説が浮上していますね。
事の経緯ですが、去る5月12日に 夕刊紙「東京スポーツ」が 「サザン解散」の大見出しでこの話題を報じた事に始まります。
・・・で、その記事の内容ですが、 デビュー30周年ツアーを行った後に、 08年を持って サザンオールスターズとしての活動に終止符を打ち、 『桑田 佳祐』名義での活動に専念するという事を 音楽関係者の話を交えながら書かれていました。
その関係者の話によると、 活動休止を告げるマスコミ向けのアーティスト写真を 既に撮影済みとの事です。
・・・まぁ、所詮は夕刊紙の記事なので 個人的にあまり信じてはいないのですが、 サザンの所属事務所のアミューズが この時点でははっきりとした否定コメントを出さずに
「本来、サザンオールスターズの今年の活動につきましては、 詳細が決まり、発表出来るタイミングを来週5月19日と設定し準備を進めて参りましたので、 全国の応援していただいているファンの皆様には、 予定通り19日に公式ホームページ、 新聞紙面等を通じて正式発表をさせていただきます」
・・・と、述べるに留まっているので サザンファンとしては、どうしても気になってしまいます^^;
ただ、こういう発言をすると 他のファンに怒られるかも知れませんが、 個人的には、もし解散する事になったとしても それはそれで、いいのではないかと思っています。
自分はサザンオールスターズは大好きですが、 それ以上に、 『桑田 佳祐』という1人のアーティストを尊敬しています。
この方は、それまで音楽というものに全く関心が無かった 幼少時代の自分に 音楽というものの楽しさや、力強さを教えてくれた 精神的な恩人であり、師の様な存在であります。
この方は根っからのミュージシャンなので サザンは解散しても、音楽活動をやめることは無い筈です。
当然、サザンが解散したら淋しいですが、 もし、仮にそうなってしまったとしても 自分はこれまでと変わらずに 『桑田 佳祐』というアーティストについて行く。
・・・ただ、それだけの事です Σd(>ω<)ビシィッ !
今でこそ、日本音楽界の 重鎮的存在となった桑田佳祐ですが、
現在の知名度の代償として、 彼の率いる『サザンオールスターズ』というバンドには 『海』だとか『ラブバラード』といった、 バンドイメージが付き纏う事になります。
確かにサザンの楽曲には その手のイメージの楽曲が沢山ありますが それはあくまでサザンの断片的な要素でしかないのだと ファン暦10年超の人間が言ってみます。
折角なので、 ファン以外の人にはあまり知られてなさそうな ちょっとマイナーな楽曲を紹介します。
もしお時間があるようでしたら どうか騙されたと思って、1度聴いてみて下さい。
もしかすると、 閲覧者さんの持っている 桑田佳祐像が変わるかも知れませんよ ♪
これは94年に発売された、 桑田佳祐名義では2作目のアルバム、 『孤独の太陽』収録の『漫画ドリーム』という楽曲です。
因みにライブバージョンの為、 アルバムとは歌詞が違います。
まぁ、所謂 『社会風刺』系の楽曲なのですが 桑田さんの、この手の楽曲の凄いところは 歌う時代や場所によって 歌詞の内容がガラッと変わるところw
この動画は去年のライブ映像なので 歌ってる内容が新鮮ですねw
しかし、桑田さんって歌を歌ってないと 単なるセクハラおやじですよねw
ロックしてるだけで 何でこんなにもカッコよく見えるんだろう?w
こちらも社会風刺系の名曲、 『私の世紀末カルテ 〜20世紀へのメッセージ〜』
(これは2000年〜2001年の年越しライブの音源)
因みにこの楽曲は98年に発売された サザン名義のアルバム、『さくら』収録曲。
サザン名義のアルバムでは 個人的に最高傑作だと思っていますが、 売り上げ自体はサザンのアルバムで最低なんですよね〜^^;
『ラブバラード』の様な 『定番系』を求めてる方にはアクが強すぎる、 どちらかと言うと コアなファン向けのアルバムです。
『社会風刺系』以外にも こういう哲学的な楽曲もあります。 ↓
これは桑田佳祐名義の3作目のアルバム 『ROCK AND ROLL HERO』収録の 『質量とエネルギーの等価性』という楽曲。
詞の毛色は全く違うけど、 サザン名義の傑作、『愛の言霊』と 同じベクトルの曲だと思います。
『カルマは無意識の壁』という 詞の意味を考えてみたんですが
『業』という概念は 他の存在が作用するものではなく 自らが無意識に作り出している 檻のようなものであって、 結局は 『カルマ』も『イデア』も『ロゴス』も 宗教観や概念が違うものの どれも 人間の不確かな感覚でしか知覚することが出来ない 幻の様なものだという点では 共通していると言ってるんでしょうかね?(´-ω-`)ウーム
個人的には 不確かなもの(宗教や哲学・社会的常識)に 意味を見出し、依存しなければ 己の存在や夢を肯定できない 哀れな生き物が人間なのだと言っている様に思えました。
確かに、我々人間の感じ取るありとあらゆる感覚は 脳内における、単なる電気信号に他ならない訳で 本当に全ての人間が、世の中に溢れる情報を 同じものとして認知しているのかすら怪しい訳ですし・・・。
こう考えると 次に来る『哀れな妄想と野望』や 『現実は人の心が映したでっちあげた影絵だ』 という言葉がしっくりくる気がします。
↑ 不確かなのに意味を見出そうとしてる 自分のこの思考も、 まさに『哀れな妄想』ですね (ノ∀`)アチャー
それでは、 他にも紹介したい曲はあるのですが 今回はこの辺で・・・。
もし解散するとしても 受け止める覚悟は出来てるけど、 やっぱり、まだサザンとしても活動して欲しいファン心。。。(´・ω・`) |
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