こけのはえたにっきちょう(´・ω・`)=3

こそこそと書き殴ってゆきます。。。
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...... 2008年05月15日 の日記 ......
■ 解散か継続か。   [ NO. 2008051501-1 ]
えー、音楽とはあまり関係の無い
一般のニュースとかでも採り上げられてた様なので
ご存知の方も多いと思いますが、

現在、あのサザンオールスターズに
解散説が浮上していますね。

事の経緯ですが、去る5月12日に
夕刊紙「東京スポーツ」が
「サザン解散」の大見出しでこの話題を報じた事に始まります。

・・・で、その記事の内容ですが、
デビュー30周年ツアーを行った後に、
08年を持って
サザンオールスターズとしての活動に終止符を打ち、
『桑田 佳祐』名義での活動に専念するという事を
音楽関係者の話を交えながら書かれていました。

その関係者の話によると、
活動休止を告げるマスコミ向けのアーティスト写真を
既に撮影済みとの事です。

・・・まぁ、所詮は夕刊紙の記事なので
個人的にあまり信じてはいないのですが、
サザンの所属事務所のアミューズが
この時点でははっきりとした否定コメントを出さずに

「本来、サザンオールスターズの今年の活動につきましては、
詳細が決まり、発表出来るタイミングを来週5月19日と設定し準備を進めて参りましたので、
全国の応援していただいているファンの皆様には、
予定通り19日に公式ホームページ、
新聞紙面等を通じて正式発表をさせていただきます」

・・・と、述べるに留まっているので
サザンファンとしては、どうしても気になってしまいます^^;


ただ、こういう発言をすると
他のファンに怒られるかも知れませんが、
個人的には、もし解散する事になったとしても
それはそれで、いいのではないかと思っています。


自分はサザンオールスターズは大好きですが、
それ以上に、
『桑田 佳祐』という1人のアーティストを尊敬しています。

この方は、それまで音楽というものに全く関心が無かった
幼少時代の自分に
音楽というものの楽しさや、力強さを教えてくれた
精神的な恩人であり、師の様な存在であります。

この方は根っからのミュージシャンなので
サザンは解散しても、音楽活動をやめることは無い筈です。

当然、サザンが解散したら淋しいですが、
もし、仮にそうなってしまったとしても
自分はこれまでと変わらずに
『桑田 佳祐』というアーティストについて行く。

・・・ただ、それだけの事です Σd(>ω<)ビシィッ !



今でこそ、日本音楽界の
重鎮的存在となった桑田佳祐ですが、

現在の知名度の代償として、
彼の率いる『サザンオールスターズ』というバンドには
『海』だとか『ラブバラード』といった、
バンドイメージが付き纏う事になります。

確かにサザンの楽曲には
その手のイメージの楽曲が沢山ありますが
それはあくまでサザンの断片的な要素でしかないのだと
ファン暦10年超の人間が言ってみます。



折角なので、
ファン以外の人にはあまり知られてなさそうな
ちょっとマイナーな楽曲を紹介します。

もしお時間があるようでしたら
どうか騙されたと思って、1度聴いてみて下さい。

もしかすると、
閲覧者さんの持っている
桑田佳祐像が変わるかも知れませんよ ♪





これは94年に発売された、
桑田佳祐名義では2作目のアルバム、
『孤独の太陽』収録の『漫画ドリーム』という楽曲です。

因みにライブバージョンの為、
アルバムとは歌詞が違います。

まぁ、所謂 『社会風刺』系の楽曲なのですが
桑田さんの、この手の楽曲の凄いところは
歌う時代や場所によって
歌詞の内容がガラッと変わるところw

この動画は去年のライブ映像なので
歌ってる内容が新鮮ですねw


しかし、桑田さんって歌を歌ってないと
単なるセクハラおやじですよねw

ロックしてるだけで
何でこんなにもカッコよく見えるんだろう?w



こちらも社会風刺系の名曲、
『私の世紀末カルテ 〜20世紀へのメッセージ〜』

(これは2000年〜2001年の年越しライブの音源)


因みにこの楽曲は98年に発売された
サザン名義のアルバム、『さくら』収録曲。


サザン名義のアルバムでは
個人的に最高傑作だと思っていますが、
売り上げ自体はサザンのアルバムで最低なんですよね〜^^;

『ラブバラード』の様な
『定番系』を求めてる方にはアクが強すぎる、
どちらかと言うと
コアなファン向けのアルバムです。




『社会風刺系』以外にも
こういう哲学的な楽曲もあります。


これは桑田佳祐名義の3作目のアルバム
『ROCK AND ROLL HERO』収録の
『質量とエネルギーの等価性』という楽曲。



詞の毛色は全く違うけど、
サザン名義の傑作、『愛の言霊』と
同じベクトルの曲だと思います。


『カルマは無意識の壁』という
詞の意味を考えてみたんですが

『業』という概念は
他の存在が作用するものではなく
自らが無意識に作り出している
檻のようなものであって、
結局は
『カルマ』も『イデア』も『ロゴス』も
宗教観や概念が違うものの
どれも
人間の不確かな感覚でしか知覚することが出来ない
幻の様なものだという点では
共通していると言ってるんでしょうかね?(´-ω-`)ウーム

個人的には
不確かなもの(宗教や哲学・社会的常識)に
意味を見出し、依存しなければ
己の存在や夢を肯定できない
哀れな生き物が人間なのだと言っている様に思えました。

確かに、我々人間の感じ取るありとあらゆる感覚は
脳内における、単なる電気信号に他ならない訳で
本当に全ての人間が、世の中に溢れる情報を
同じものとして認知しているのかすら怪しい訳ですし・・・。

こう考えると
次に来る『哀れな妄想と野望』や
『現実は人の心が映したでっちあげた影絵だ』
という言葉がしっくりくる気がします。


不確かなのに意味を見出そうとしてる
自分のこの思考も、
まさに『哀れな妄想』ですね (ノ∀`)アチャー


それでは、
他にも紹介したい曲はあるのですが
今回はこの辺で・・・。


もし解散するとしても
受け止める覚悟は出来てるけど、
やっぱり、まだサザンとしても活動して欲しいファン心。。。(´・ω・`)

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